国内ニュース 2004.6.3




 ダブルタイトル戦、前日計量


  3日午後4時、ダブル世界戦の前日計量が、東京・水道橋の後楽園ホール選手控え室で行われた。
 はじめに、WBAフライ級戦(50・80`)出場の両者が秤に乗ったが、王者ロレンソ・パーラが100グラムのオーバー。後楽園ホールの周りを走ったパーラは2回目もあと50グラムを落とせず、ようやく3回目でパス。しかし、体温も37・7度と高めで、計量後にはシャワー室からなかなか出て来れないなど、疲労は残っていそうだ。これは、リミットちょうどでパスした挑戦者・坂田健史にとって追い風となる? 
 続いて行われたWBAフェザー級戦(57・15`)の両者はともに一発で合格。王者クリス・ジョンは700グラム・アンダーで、挑む佐藤修はリミットいっぱい。
 協栄ジムの2人のチャレンジャーは「急に体重を落とすのは向こう(ベネズエラ)では普通なのでしょう。有利だとは思っていない」(坂田)、「(ジョンの−700グラムについては)驚きなどは別にありません」(佐藤)と、ことさらに騒ぐふうでもない。平常心で臨むつもりだ。
 いよいよ、協栄コンビの冒険が明日に迫った。
 ダブル世界戦の当日券は午後2時30分から発売予定





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