WBAヘビー級王座決定戦の行方 ブリッグスvsオケンド | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

13日(日本時間14日)にパナマシティのWBA本部で入札が開催されながら、最低落札価格の100万ドルを大きく下回る40万ドルの入札希望価格しか見出だせなかった、ヘビー級正規王座決定戦4位シャノン・ブリッグス(米)vs5位フレス・オケンド(プエルトリコ)は、23日(日本時間24日)に改めて入札が開催されることとなった。
 
 
しかしWBAは、4月にスーパー王座決定戦。アンソニー・ジョシュア(英)vsウラジミール・クリチコ(ウクライナ)を公認しており、この9万席が完売というビッグな王座決定戦を前に、世界のファン、メディアは極めて冷たい反応を示している。
 
TV局も全く興味を示していないブリッグスvsオケンドは、23日の再入札でも100万ドルの最低落札価格に届かない場合、WBAルールによると両選手が正規王座決定戦に出場する権利を失うことになるという。
 
そうなった場合は、WBAに対しブリッグス、オケンドの両陣営は権利の主張を訴えてきそうで、まだまだ簡単に事は収まりそうにない?。