ボクシングWBA新王者久保 8月初防衛戦へ
神戸新聞NEXT 4/21(金) 18:54配信
世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級王者の久保隼(真正)が、8月に同級2位のダニエル・ローマン(米国)との初防衛戦を予定していることが21日、分かった。真正ジムの山下正人会長が、久保とともに表敬訪問した京都市役所で明らかにした。会場や詳しい日程は未定。
【写真】世界王座になり拳をあげ喜ぶ久保
久保は、初の防衛戦が決まり「すごく楽しみ。まだ成長できると思っている。勝って前へ進みたい」と意欲を見せた。
京都市出身の久保は今月9日、世界初挑戦となったWBA同級タイトルマッチで、王者のネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)に11回5秒TKO勝ち。この日は、京都府出身のプロボクサーとして初の世界王者になった実績が認められ、同市のプロスポーツ特別賞を受賞した。
また山下会長は、世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級1位の山中竜也(真正)が8月、同級王者の福原辰弥(本田フィットネス)に挑むことも明らかにした。(藤村有希子)
8月に2位のダニエル・ローマンか。そして山中選手は福原選手がWBOから対戦を指令されてましたからね。W世界戦?どこでやるんでしょうかね?
大森に勝機!タパレス減量苦
スポーツ報知 4/22(土) 7:04配信
◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・井岡一翔―同級2位・ノクノイ・シットプラサート ▽WBO世界バンタム級タイトルマッチ 王者・マーロン・タパレス―同級6位・大森将平(23日・エディオンアリ―ナ大阪)
ダブル世界戦の予備検診が21日、大阪市内の病院で行われ、WBO王者タパレスの減量苦が明らかになった。複数の関係者の話を総合するとこの日、体重は57キロ前後。予備検診後は大阪市内のジムへ直行し、サウナに1時間以上こもって汗を絞り出し、げっそりした表情で引き揚げた。22日の計量をパスしても、試合でベストコンディションになるかは微妙だ。
タパレスは15年12月の世界挑戦者決定戦で大森と対戦し、4度ダウンを奪い2回TKOの圧勝。直前に体重さえ落とせば今回も楽勝と考えたのか。ウォズジムの大森昌治会長(56)は「ナメやがって」と憤った。
一方の大森は「リミット(53・5キロ)まで落とし、栄養を取りながら調整している」(関係者)と順調そのもの。大森は「タパレスにリベンジしたい、それだけ。今までで一番いいコンディションがつくれた」ときっぱり。タパレスに喫したプロ唯一の黒星は、世界初挑戦のリングで白星につなげる。(田村 龍一)
◆山中がエール
WBC世界バンタム級王者・山中慎介(34)=帝拳=が21日、南京都(現・京都広学館)高の後輩である大森にエールを送った。この日は都内のジムで汗を流した。同じく後輩の久保隼(真正)が今月WBA世界スーパーバンタム級王座を奪取したばかり。「この流れに乗ってほしい」と山中。さらに「3人とも階級が近いので誰が一番強いのか。でも世界戦じゃなくて“京都予選”みたいになっちゃいますかね」と冗談で笑わせた。
やっぱりなめてる。チャンスかもしれない。ただ体重だけは守ってねっう感じです。
井岡一翔、国内最多タイ世界戦14勝へ自然体 相手のデータには無関心
デイリースポーツ 4/22(土) 6:04配信
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(23日、エディオンアリーナ大阪)
予備検診が21日、大阪市内で行われ、5度目の防衛を目指す王者・井岡一翔(28)=井岡=と挑戦者ノクノイ・シットプラサート(30)=タイ=の両者とも異状なしと診断された。
身体測定では井岡が身長7・3センチ、リーチで3・3センチ上回ったが「映像で相手の方が小さいのは分かっていた。特にデータを見て思うことはない」と無関心を貫いた。
V5を達成すれば、元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高と並ぶ国内最多タイ世界戦14勝となる。「現役を退いても話題になる日本ボクシング界のレジェンド」と具志堅氏に敬意を示し、「並べるのは光栄。これからは自分が時代を築けるように、レベルの高い試合をして具志堅さんの記録を超える日につなげたい」と完勝を約束した。
自身初の世界戦4連続KOへ「誰が相手でもチャンピオンとして準備をしている。やってきたことをリングの上で出すだけ」と、王者の風格を漂わせた。
王者の風格かぁ。ひげ似合わないなぁ。